スパイスボックス　金沢マチナカで本格南インド・スリランカ料理

金沢の繁華街、香林坊片町周辺は最近ではエスニックなお店もだいぶ増えてきましたが、一時期激減していた時期もありました。

そんな時期に『北陸初、南インド・スリランカ料理ダイニング』として大々的にオープンし、今では熱狂的な常連さんも多いのがスパイスボックスさんです。常連さんは“スパボ”と呼んでいます。

スリランカって聞いたことはあってもどこにあるか分からない方も多いのでは？私もその一人でしたが、調べたら南インドに近い日本と同じような島国でした。

そんな土地柄もあってスリランカとインドの料理は似ているらしく、スリランカと南インド両方の料理が味わえます。島国なスリランカだけに魚介類を使った料理も豊富らしいです。

本格料理もさることながら、こちらのお店の魅力はスリランカ出身のオーナーシェフ、フェルナンドさんのキャラ。気さくな上にホスピタリティ溢れる方で、とても楽しく食事をすることができます。

ラッシーサワー500円くらい？

常連さんから生まれた裏メニュー。焼酎のラッシー割りです。ありそうでなかった組み合わせ。これだけで何杯でも飲めちゃいます。

ウルントゥワダイ300円

インド式タパス（前菜）が300円からあるのがスパボの特長。頑張ってますね。ウルントゥワダイはインド式の甘くないドーナッツ。ふわふわスパイシーで美味し。

タンドーリジンガ（ハーフ・800円）

インドから取り寄せた土釜、タンドールを使った料理はたくさんありますが、今回は海老で。大ぶりの海老のぷりっぷりっとした食感と、スパイスのエッジが効いてます。タンドール釜を使うと素材の良さが何倍にもなるんだよなあ（相田みつを風）。恐るべしタンドール釜。

マサラドーサ1,000円

ドーサとは南インド式のクレープ。本当はシンプルなプレーンドーサを食べたいのにいつも品切れ。このびよ～んと長いマサラドーサもポテトの香味炒めを包んでいてとっても美味しいのですが、かなりボリューミーなので少人数ではデンジャラスな一品。

トマトスープ500円

スパイシーな完熟トマトの濃厚スープ。風邪をひいても一気に治ってしまいそうな、そんな漢方のようなスープ。もちろん美味し。

デビルマトン500円～700円くらい？

これまた常連さんのアイディアから生まれた裏メニュー。メニューにないので値段がわかりません＾＾；いつも聞くの忘れてしまいます。デビルベジタブルが500円なのでそんなに変わらないと思うのですが。

名前の通り悪魔のように辛い、でも癖になるんです。インド風酢豚のマトン版といった感じ。スパイス効果でしょうか、驚くほど臭みがなくてマトンの良さだけが際立ちます。辛いの好きな方は超おすすめの逸品。

プレーンドーサ（サービス）

なんとプレーンドーサ諦めていたのに、フェルナンドさんの粋な計らいで作ってくれました。それもサービスで。そびえ立つタワー・オブ・ドーサはナイスなビジュアル。クリスピーで美味し。

なぜか相方が大のお気に入りの人形

エスニック系の過密地帯となりつつあるこの界隈で、これから客の取り合いになるのではと勝手に心配してしまう委員長ですが、たくさんの常連さんに支持されているスパボは末永く愛されていくことでしょう。

生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。

石川県金沢市片町2-30-8

 

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