『くらげが雲になる日』は、今では金沢の“ベタなスポット”といっていいほどのお店でしょうね。
あまりにも異彩を放つお店なので賛否両論がハンパなく、私も今まで躊躇していました。千円の価値のあるラーメンってあるのか?と。
ですが百聞は一見にしかず、ついに初訪問と相成りました。訪問というより潜入といったほうがしっくりくるお店です。
事前に昼に下見していたので迷いませんでしたが、悪意を感じるほどわかりづらい場所にあるので、初めての方はもれなく迷います。
もともと長町武家屋敷跡の街並み自体が複雑に入り組んでいることもあってまさに迷宮のアンドローラ(ふるっ)。看板の目立たない感も悪意を感じるわあ^^
門をくぐっても玄関からは入れません。敷地の中までわかりづらいなあ。横の細道を入ると目の前に見事な庭園が。おおっ、素晴らしい。あえて明るい時間(5時)に来た甲斐がありました。普段はこの時間なんかにご飯食べないよ。
で、入り口はいずこに?
こ、これかい。。
タイのスパークリングワイン「SPYゴールド(700円)」を飲みながらしばし待ちます。とっても激甘でした。しかしいいロケーションだなあ。見事な庭園の眺めにいくらでも待っていられそう。
濁り1,000円
初訪問なので2種類しか選べませんが、濁りが代表メニューということなので迷わずチョイス。
結論をいうと・・・
美味しい!!
トムヤムクンをベースにしながらも日本人の口に合うようにアレンジされていてとても食べやすいです。また高級素材をふんだんに使っているであろう深いコクを堪能できます。
このスープに平打ち麺がベストマッチング!2回目からは選択メニューが増えるのですが、とりあえずまた濁りが食べたいと思ってしまいました。
今回は偵察がてら軽めの食事でしたが、次回はご飯メニューも頼んでがっちり食べよう。
帰りはスタッフさんが入り口まで見送ってくれる心遣い。何気にこういうのって嬉しいもの。
その際にちょこっとお話ししたのですが、今後はコース料理を提供するスタイルに換えたいということでした。しかも1日1組ですと。
すでに今年の7月から初訪問と桐の札までの人は火水木は入店できなくなっており、その変革の序章がうかがえます。
ラーメンの日も残すとのことでしたが、さらなる高級路線への転換に向かう壮大な野望を聞き、少し震えすら覚えました。
ラーメンにもてなしと雰囲気が加わった上でのこのお値段。私は納得です。また金沢の食の奥深さを思い知らされたお店でした。
生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。
石川県金沢市長町2-6-5
※余談ですが、最近尾張町にオープンしたアールデコ調建物のカフェ『SUPREMO3』って以前タイコースメニューを出していたくらげが雲になる日の姉妹店『エディプス』の場所ですよね。コース料理への転換はその思いもあるのかなあと勝手に考えてしまいました。
コメント
マジ金沢通ですね(^_-)どちらも未体験ゾーンなので、今度行ってみたいお店リストに加わりました(^_^)ノ
トムヤンクンベースのラーメン(@_@)想像つかないですね(^o^)噂は聞いていたけど、写真でみたら行きたくなりました(^o^)
甘いスパークリングは、得意じゃないですが(^_^;)
本当に行ってよかったですよ^^値段が値段だけに否定的なご意見も多数あるお店ですが、食事にお金を掛けられるよっぱっぴいさんなら満足していただけるはず。
このスパークリングはさすがに私には甘すぎました。相方だったらどストライクの味です。今度は必ず連れて行けと念を押されました。
今は金・土しかラーメンをやっておらず満席率が高いので、事前に電話で確認するか、予約したほうがいいですよ^^
っていうか、
全然~有名じゃないと思いますよ(笑)
あと、
ガッツリです、お間違えなく(笑)
ミュゲさん、辛口だなあ、キビしー^^;
よっぱっぴいさんコメントの「噂は聞いていたけど」もよく聞きます^^特異なスタイルですからいろんな意味でよく話題に挙がっているので(それが狙いか?)、そういった趣旨も込めて“有名”と表現させてもらいました^^;
がっちり買う、がっちり食う、がっちりマンデー。う~ん、また使いそうな気もするけど、許して~。
これからもどんどん辛口コメントお待ちしていますよ^^;でもたまには優しくしてねん。