まだオープンして5年ちょっとのお店ながら評判の良いお店・南山さんに入店。住所は金沢市片町ですが、場所的には長町武家屋敷跡の近くなので、長町のほうがしっくりくるかも。
こちらは魚を串に刺して焼き鳥風に提供してくれるのが特徴。こんなカタチで提供するお店って全国的にも珍しいと思うし、焼き加減もよかったです。
ちょっと接客がそっけないのは事前情報で知っていたので、心構えは出来ていました。が、やっぱり大将の接客はちょっと残念でした。
メニューを見て「お任せ5点盛り」とお任せ以外で何本か魚串を頼もうとしたのですが、多分アルバイトであろうスタッフさんに今日のお任せの品は何かとを聞いたところ、
「お任せなんです…」
うん?何か日本語おかしくないかい。もう一度聞いたものの同じ回答。いかん、不毛な会話だ。ちなみに真横に大将はいたものの、無言を貫いたまま。多分聞こえているよね?
う~ん、お任せと被るのを避けたかったのですが、もういいや。
刺身の盛り付けも一見華やかのように見えるのですが、見る人が見れば分かりますよ。
金沢は食の偏差値が高いので、嫌でも舌と目が養われてしまう。
この盛り合わせは「仏作って魂入れず」。
残念ながら大将の気持ちが感じられませんでした。刺身がぬるい。それと開業当初は行っていたひと手間を継続していないのはちと残念っす。
そのひと手間がホスピタリティーにつながると思うんですがね。。魚串が美味しかっただけに、いろんな意味で惜しい、と思わずにはいられないお店でした。
「初心忘れるべからず。」自分も肝に銘じておこう。
まあでも常連のみを大事にし、一見客をないがしろにする東山のちょう吉よりはまだましか。
ランチは息子さんが丁寧な接客で親子丼を作っているけど、夜の部担当の大将の客によって露骨に差別する態度は褒められたものでないので、観光客は夜行かないほうがいいですよ。
食べログを見れば口コミの大半がランチの親子丼を絶賛するもので、夜の口コミは地元客らしき口コミがチラホラあるくらいなのがお分かりかと。
夜も息子さんに代替わりしたらまた評価が変わるかもね。その時は味は継承しても接客態度は継承しないでほしいと切に願っています。