岡久（金沢市長町）

以前、昭和ロマンあふれる“焼肉おおはし”さんをご紹介しましたが、そのすぐ近くに同じような昭和が薫る焼肉屋、岡久さんがあります。

どちらも夕方から深夜3時までと、なぜか営業時間まで一致しています。

ちなみに今回はかなり前に訪問したときの記事です。どれくらい前かはそのうちお分かりになると思います。

岡久さんはあまり有名どころではないかもしれませんが、実は知る人ぞ知る名店。片町周辺の飲食店関係者が仕事終わりによく利用されているのです。

そのメンツにはタカ○ッツオさん、マキ○さん、クルールさん（なぜかここだけ伏字無し）といった金沢では名だたるレストランのオーナーシェフまでもが名を連ねる、といえばこれ以上説明は不要でしょう。

カウンターにコンロが完備されていて、一人焼肉には嬉しい限り。いい感じに哀愁が漂っています。

まずはキムチ250円

牛バラ850円
国産黒毛和牛が家族経営だからこそできるこの価格。他では真似できないよ、とマスターまさかのドヤ顔。

シロ350円

脂身がキレイに掃除されていて、あっさりいただけます。

牛タン800円

追加で牛バラを。

美味しかったので思わず追加。見た目ほど脂はしつこくありません。黒毛和牛ならではの上質な脂です。

ゆっけ納豆950円

今では貴重な牛です。そう、例のユッケ事件で基準が厳しくなるのを見越して駆け込みでこちらを訪れたときの写真なのです。新基準でこの値段は未来永劫無理でしょうね。

ちなみに現在は桜肉で提供されています。

しかしこのマスターよく喋る方です。行ったのが早い時間で貸し切り状態てこともありましたが、マシンガントークで面白いお話をたくさん聞かせてもらいました。

特に小松弥助の大将がやんちゃしていた頃の話には驚きました。地元では有名なお話なのかしら。機会があれば限定記事にでも。

おおはしさんはガッツリ焼肉系なのに対し、岡久さんは焼肉もさることながら定食類も充実しているので、うまい具合にすみ分けがなされています。どちらも地元に愛されているお店です。

生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。

石川県金沢市長町2丁目3-15

076-221-9429

 

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