昼ドラの「花嫁のれん」で、涙腺が緩みっぱなしですが、何か。
最初は金沢の景色を見るためだけの目的でしたが、すっかり感情移入しております。
残念ながら来週が最終週。“花嫁のれんロス”になりそうで、今から心配だわ。
さて、去年の12月の話に戻りまして。。
その日は全国的に大寒波が襲来していて、政府が自ら、
「大雪なので不要な外出は控えてください。」
と初めて聞くような警告にびびった日でした。
だからといってホテルに缶詰なんてできるはずもなく、レンタカーを借りて町に繰り出したわけで。大雪のなか鶴来の金剱宮さんにお参りに行ったあと、近くの高田醤油さんに向かいました。
ここは醤油屋さんなのですが、ご主人が趣味で蕎麦打ちをしていて、十割蕎麦を格安でいただけます。十割でも千円は超えません。ですが、かなりマニアックなもので、知る人ぞ知るお店なのです。
気まぐれなところも知っていましたが、、
なんと大雪のため、まさかの臨時休業。
いや、この大雪なら仕方もないことです。ですが、ざ、残念すぎるぞ。
失意の中、どうしたものかと思ったのですが、近くの「こいしや」さんには2度ほど行くも、個人的には周りが騒ぐほどハマッていないのでパス。
この辺で蕎麦だったら草庵さんが有名ですが、ピークの時間だから多分入れないと思ってパス(空腹のため、大雪で客足が少ないかもという思考をめぐらせることができず)。
う~ん、この蕎麦腹を満たすためにはどうしたものかと思いを巡らせたらあそこなら山の中だから入れるかも、とピンときたのが、宮川さんでした。
なかなかの険しい山道を登り、どんどん山奥へと進んでいきます。市街地より雪が一層深くなり、タイヤも滑って危険ですわ
でも、もともとわたくし雪国育ちで、ある程度雪道に慣れていることと、なんといっても食欲が恐怖を凌駕していたもので、あまり怖さはありませんでした。
そして苦労しながらやっと到着。
思ったとおり空いていましたが、それでも限定メニューがなくなるくらいの客入りだったみたいです。
私たちのあとすぐに常連さんとおぼしきお爺ちゃんお婆ちゃんの団体が、「いや~、雪道怖いね~。」といいながら入ってきました。やっぱり人気店なのですね。
窓から見える風景。改めて大雪であることを思い知らされます。でもいい景色♪
メニューがオサレでんな。
「このメニュー、セン○がいいねえ。」なんてオヤジギャグ、口が裂けても言いません。
さて、前置きがだいぶ長~くなってしまいましたが、いただいた蕎麦はこちら。
つけとろろ蕎麦(太打) 1,400円
うん、評判どおりの繊細なお味の十割蕎麦。大雪の中、来た甲斐がありました。トロロの粘りもしっかりしていて、蕎麦にマッチしています。
相方も好みが同じなもので、メニューが丸被りしてしまうというブログ的には美味しくない構図。お互い譲らない残念な二人です。
蕎麦湯も、高岡町の四季の庵に匹敵するほどのドロドロ加減でした。
ただ、どうしてもお蕎麦屋さんの蕎麦の量って上品ですよね(蕎麦屋あるある)。
なので、そばがき(900円)も注文しました。
荒っぽい食べ方ですが、蕎麦の風味をダイレクトに味わうにはこの調理法がふさわしいのではないのでしょうか。
うん、もちもちっとした食感がとってもいい。
ただ、、、
海苔が足りねえ
この量だと倍の8枚はほしいっす。でもお味は大変GOOでした
そば茶プリン(限定15食) 400円
一日限定15品最後のひとつだったもので、一杯のかけ蕎麦ならぬ、一杯のプリンを分け合って食べました。
うん、評判どおりの良いお店でしたよ。
落ち着いた店構えといい、ゆっくりと蕎麦を味わうには適したお店だと思います。
生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。
石川県金沢市別所町ツ55
コメント
こちらも、奥なのに人気店ですよね(o^^o)
地元では、賛否両論ですが、私は好きです(o^^o)
鶴来のお蕎麦は、要チエック*\(^o^)/*
あえて辛口にいえば、めんつゆが蕎麦に負けてちょっと弱い気がしました。
賛否両論はそのあたりですかね。
ですが、雰囲気も含めて私もいいお店と思いました。
鶴来の蕎麦屋さんは、繊細さよりも荒っぽい蕎麦だそうですが、だがそれがいい、と思わせてくれるお店みたいです。次回こそ。
委員長さんの、どうしても蕎麦が食べたいんだーーって意気込みが伝わってきましたね~
無事に、蕎麦腹を満たすことができて、よかった♪
醤油さんの蕎麦が気になります!
どうしてもそれじゃなきゃダメっていう時ありますよね?
ラーメン腹、カレー腹、焼肉腹。。。
その日はまさに蕎麦腹でした。
白山のそば街道行ったろうかなと思ったくらいです。
鶴来の蕎麦屋さんは、800円くらいで十割蕎麦が食べられるのと、醤油屋さんだけにめんつゆがうまいと評判のお店です。
次回は必ずいただきたい!