食材が多すぎて料理人泣かせの冬なんだし、美味いもの食べさせてよ、とばかりに鼻息を荒くして入店。
香箱ガニ 1,600円
おでんもいいけど、生もやっぱりいい。この時期は外せませんな。
鰤刺し1,000円
うっ、旨いぃ~
思わず唸ってしまいました。北陸の鰤がすごいのか、いたるさんの目利き・捌きがすごいのか、はたまたその両方なのか。本当に悶絶してしまいました。
出し巻き (800円)を頼もうと思い、いたるさんにチーズと明太子で迷っていることを伝えると、それならハーフハーフでうちの若い衆が作るよ、という提案に乗ってみました。
その若い衆の作るのを見ていたら、一つのフライパンで作っていたので、そっか、いたるさんのジョークだよな~、と思っていたのですが、、、
本当に半分明太、半分チーズになってるよ!!すげー。
その若い料理人、まさかのドヤ顔。いや、どや顔になるね。
てっきりいたるさんの冗談と思い、途中から作る様を見ていなかったのですが、ちゃんと見ておけばよかった~。
チームいたるの層の厚さを見せつけられた一品でした。
五郎島金時の芋けんぴ(サービス)
あっさりサクっと軽い食感。しかも芋がいいので美味しさ倍倍ゲーム。
そしてお待たせしました。今回の目的である、のど黒めし(2,300円)。
鰻のひつまぶしと同じく、最初はそのままで、次に薬味を入れて、最後に骨でとったダシをかけていただきます。
炙ったのど黒が香ばしくて白い飯とよく合うだけでなく、のど黒の骨からとった絶妙なダシが組み合わさることにより、まさに無双の旨さ。
これ一本で勝負できるのでは!?と思っていたら、本当にやることとなったみたいで。。
なんと現在の魚焼いたるを3月に閉めて、のど黒めしをメインにしたお店を開業するそうなのです。
北陸新幹線の開業時期と、今の魚焼いたるの店長が来春独立することが重なったのが、その主な理由だそうですよ。
魚焼いたるのある場所は、柿木畠店→和ダイニング→柿木茶屋→魚焼と、時代の流れに沿ってその形態を変えています。ある意味いたるさんの新しい挑戦を体感できる場所ですね。
しかもランチ営業までされるということですから。ランチで2,000円オーバーはちょっと贅沢かもですが、「外さないお店」として抑えておいてもいいのではないでしょうか。
そのいたるさんの燃えるような情熱にこちらも熱くされたところで、新作か?加賀棒茶のクレームブリュレ(300円)でクールダウンして〆ました。
加賀棒茶がしっかり主張しつつ甘さ控えめ、いいぞ。
生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。
いたる本店
金沢市柿木畠3-8
076-221-4194
17:30~23:30(23:00L.O.)
日曜休み
コメント
むちゃくちゃ美味しそうですね~~*\(^o^)/*
ノドグロも香箱も美味しそう(^o^)
何度も冬の金沢満喫しているはずですが、あらためて感動の食事でした!
のどぐろのめしも香箱も美味しそう。金沢にいながら知らなかったわのどぐろめし!食べ方も!しらないことだらけです。
のど黒めしは、いたるさんの今年の新作ですから、ある意味知らなくて当然かも。
でも「のど黒めし」で商標登録を申請するほど気合いが入っていますから、これから金沢の新名物になるかもしれませんね。