12月のとある平日6時に三幸本店を訪れるも、よもやの満席。こんな時間から?さすがは繁盛店。
スタッフさんから満席を告げられ、空く時間は読めないとのこと。まあ居酒屋ですし、そりゃそうですよね。
でもせっかくだから・・、としばし待っていたのですが。
そのとき何故かふと“いたるさん”の顔が。
いたる本店も満席必至のお店ですが、お客さんにお断りを入れるとき、必ずいたるさんご本人が応対します。スタッフさんに任せないで。
「すみませ~ん、満席なもので。」
を何度聞いたことでしょう・笑。
三幸さんのマスターも忙しいでしょうし、お店の方針でしょうから一概には言えませんが、ご主人自ら言ってもらえたほうが気持ちがより伝わると私は思います。
そう思ったらなんかここで待っているのも「う~ん」という感じになったもので、ワラをもすがる思いで犀川店の女将さんの携帯に電話。
頭の中はあるおでん具材でいっぱいだったものでつい、
「かに面あります?」
普通、席あります?ですよね
するとはるみ姉さん、微妙なリアクションだったのですが、何とか大丈夫とのこと。
??と思ったのですが、あとですーよんさんのブログを見て納得。かに面って前日予約だったのですね。今思えばいきなりかに面のことを聞いておいてよかったです。
さて飲みますか。
里芋、車麩、源助だいこん
加賀野菜の源助だいこんの弾力ハンパないですね。煮崩れしない、まさにおでん向き。黄金の出汁に浸かった里芋と車麩も超美味!
ぎんなん
しいたけと牛筋
生麩おでん 500円
もちもちの生麩大好物です。生でも美味しいのですから、当然おでんにも合いますわな。
のちに百番街に行ったときに不室屋さんのものと知り、お土産で買って帰りました。
おでんトマト 400円
これもここに来たらマストアイテムですね。身よりスープですよ、スープ。おでん出汁とトマトの酸味が絶妙です。
トマトが嫌いでもケチャップは大丈夫な方が多いように、こちらも行けるんじゃないかしら。そう思わせてくれる一品です。
あれ?それにしても例のブツがまだ来ないわよ。忘れられた?品切れ?疑心暗鬼になっていたところに。。
かに面キター!!(表現古っ)
このために今回金沢来たようなものです。今シーズンも12月末をもって香箱の漁期が終了すると聞き、例年なら1月に金沢が私達の定番なのですが、かに面のためだけに1ヶ月繰り上げた金沢弾丸ツアー。
お値段は他店と比べて高めですが(1,600円)、“脚”も入っているのと、他の具材に旨みが逃げないよう、わざわざかに面だけを別鍋にするこだわりがあるので、割高感は感じません。むしろお得とさえ思えちゃいます。
はるみ姉さんだけで一個一個手作りで作業しているため、どうしても数に限界があり、やむなく前日予約にしたそうです。
「冷凍保存できるから年明けでも大丈夫よ、また来てね。」
とニッコリ言われましたが、簡単には来れないんだよなあ。。
知名度や料理の提供の速さなどは断然本店ですが、人柄・お店の雰囲気もごちそうのうち。
笑顔が眩しいはるみ姉さんのお店、私は好きです。
生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。
三幸犀川店
金沢市片町1-8-24ホクリク犀川ビル 1F
076-262-1332
コメント
これは、どれもこれも美味しそうです*\(^o^)/*
かに面は、もちろん生麩もトマトもいいですね(o^^o)
地元なのに、1度も行ったことないんです(^_^;)
よっぱっぴいさんは女子会が多いから、オサレ系なお店が多いですよね。
こんなほっこりするお店もたまにはいいかもですよ。
香箱パスタのオンパレードは悔しいくらい目に毒でしたが・笑。
そんな万能選手のような香箱ちゃんですが、
意外とフレンチでは使いようがないらしく、
某川沿いフレンチのシェフは、歯がゆい思いをしていました^^;
どれも美味しそうなおでんですね~♪
おでんトマトなんて初めて見ましたよーー
娘はトマト大好きなんで、これ見たら食べたがるだろうなぁ~
カニ面っておでんなんですか?
麩のお店。。。あんとにもありましたね!この前行った時に、気になってたんです~
委員長さんの記事のお店って、どこも上品で美味しそうなとこばかり
機会があったら、是非行ってみたいなぁ~。
トマトいいですよ~♪行くと必ず頼んじゃいます。
家ではプチトマトで代用しています。
かに面はまだ一部のおでん屋さんだけですが、
その評判から高級割烹のお店でも提供するようになってきています。
ちなみに、かに面は金沢周辺だけだそうで、
他県ではこんな風には食べないそうです。
不室屋さんは東京にもあるので、東京で買おうと思えば買えるのですが、
あんとの雰囲気につられてつい買っちゃうんですよね^^;
上品なお店はもちろん、ディープなお店もよく潜入しますよ。
美味しいことが大前提ですけどね^^
三幸さんだけでなく、ゑびすさん、大関さん、高砂さん
最近復活した菊一さんなどなど
老舗どころは開店直後に行かないと入れなくなるほど活気がありますから、
ぜひその臨場感も含めて味わってほしいですね。